2020.12.18 | おいしいの舞台裏
大自然で育てられたりんご
長野県の南部に位置する下伊那郡松川町。
日本屈指の河岸段丘とその背後には南アルプスの山々、農園から眺める景色はまさに絶景。
農場・加工工場は標高800mの丘陵地にあり、飲料水や排水など、本来加工工場を経営するには不向きなところにあります。
なぜそのような場所で栽培・製造されているのか?
そこには、りんごの専業農家ならではの理由がありました。
商品に対するこだわり
60年以上前にこの地を開拓して開業された、りんご農家。
現在も約30,000坪の広大な農地に、りんごの木が約5,000本。
ジュースを製造する工場は、りんご農場の中に併設されています。
その理由は、樹上で完熟させたりんごの鮮度を劣化させることなく、りんご本来のおいしさを丸ごと詰めこむため。
農家の立場から原料にこだわり、最高級の果物ジュースづくりを目指された成果が、そのまんまおろしりんごには詰められています。
こだわり抜かれた製造方法
ポイントは、果肉入り&砂糖不使用というところ。
りんごをそのまま食べているような果肉感を出すため、通常のりんごジュースとは異なる設備を使用。
当時の日本国内には果肉入りのビンジュースを製造する機械が無く、わざわざ外国から特注の機械を輸入して製造を行うほどのこだわりがあります。
エブリイおいしい物語「そのまんまおろしりんご」
専業農家さんが丹精込めて育てたりんごを使ったりんごジュース、是非ともご賞味ください。